Lasik in the USA

僕の目はあと3歩で障害者になれるほど、超近眼。
コンタクトが気に食わないから、ずーと、めがね野郎です。
そんな僕がアメリカで出会ったのが、Lasik。
レーザーで角膜を焼き切って、眼の標準をあわせる技術です。んー、焼き切ったら失明だね、正確には、角膜を少しだけ焼き払うんです。
そして、その手術を受ければ、あっというまに視力1.0前後になるんです。

僕って、メガネをとるとカッコいいんだー。
ぼやけた鏡の中の自分の顔をみて、そう思ったり思わなかったり

Lasikを受ける上で一番大切なのは値段です(僕的にですが)。 アメリカではメンタマ一個で500ドルから2500ドルほどLasikの費用にかかります。
なぜこんなに価格が違うのか?
さっさと答えると、それはアメリカだからです。

“一個500ドルだから、危険だ。 一個2500ドルだったら安全だ” ということではありません。 ビジネスを成立させる値段が、それぞれ違うだけなのです。 Lasikの機械の一日にかかる使用料、Lasik一回ごとのロイヤルティー、給料、家賃、そのたもろもの。
値段の安いところは、その値段の安さを武器に客を集め、回転効率をあげ、その値段でビジネスを成立させるのです。 値段が高いところは、客の入りが悪いため、回転効率が低く、Lasikの値段が高くなる。

Lasik自体の手術は、いたって簡単です。 なんつったて機械が自動的にやってくれるから。 あるアメリカにいるLasik担当の医者は言っていました、“こんなの一時間ほど使い方を教えれば、誰でもできるよ。” “うちのガレージでやれたら、メンタマ一つ100ドルでやってやるのになー” とか何とか。
すばらしい名医がLasikの手術をするから、値段が高いんだよ、てなことはないです。 よっぽどの、どあほが手術を行うのは、まずいけどね。 医者になるには、とっても厳しい競争を勝ち抜いていかないといけないから、まぁまず大丈夫でしょ。

差が出るとしたら、視力の測定ぐらいでしょうか? とはいっても、視力の測定は、医者がやるのではなく、医者のタマゴ(たぶん)がやります。 なおかつ、視力検査にはFDA(アメリカの役所)で定めた規格というものが無い。 FDAで定められているのは、Lasikの機械だけです。

さて、Lasikで迷ったとき、1番大切なことは、イタリアで道に迷った論理です。
“道に迷ったら、別々に3人に聞け。 2人が同じことを言ったら、それが正しい道”イタリア迷子論

1つだけ訪ねるのではなく、3つ訪れるのです。 それらを比較検討して、1番良いと思われるところLasikの手術を受けるのです。

Lasikを受けられるかどうか、というのは、最初の訪問でテストしてくれます。 この費用は、無料が当然。 有料のところは、訪問する価値なし。


さて、アメリカ、カリフォルニア州、ロサンゼルスでの私のLasik体験談に入りましょう。

まず、上記のTipが書かれているサイトを手当たりしだい読んでいく。 それらのサイトのURLを忘れてしまったので、上記のことは私の覚え書きです。

ロサンゼルスにあるLasikを行っているところに、“値段はいくらか?” メールを出しまくる。 むかつくことに、Lasikの値段を載せていないところが多いのだ。 そういうところは、だいしてLasikの値段が高い。

悩んだ結果、メンタマ一個500ドルから、というところでLasikの適正テストを受けることにする。 よくコマーシャルにでてくるやつ。 もちろんテスト費用は無料。 “500ドル”ではなく、“500ドルから”ということに、いちまつの不安を感じながらも。

Lasik適正テスト当日。

事務所みたいなところでLasikの適正テスト。 結構客がはいっています。 まずは、眼の病気について質疑応答。 あなたは~の病気にかかったことありますか? とかなんとか。 はっきり言って、眼の病気の英単語なんてしらねぇよ! と文句を良いところだが、近視以外で、眼を患ったことがないので、すべてNoで切り抜ける。 ちなみにBlack Eyeってなんでしょね? (聞き間違えてるかも)

視力検査。 中古みたいな機械で視力を測る。 “見やすいです、見にくいです”(Yes、No)テスト。 やたらめったら時間がかかる。 眼圧を測っているようなことをしたりも。

視力検査が終わったら、Lasikについて説明を受ける。 このとき、患者は私と白人の女性、2名。 説明を終えるごとにチェックマークをもらった用紙に書き込む。

次に、私は文句をいいません証書みたいなものにサインを要求される。 まぁ、詳しくはわからなかったが、借用証書でもなさそうだったので、サインを記入。

そして、
ついに、Lasikの費用が掲示されます。

パンパカパーン!
両目あわせて2300ドル!!

グェ。
高けぇよ! と言いたげに、顔を変化させると。
俺の担当は言った。
“あんた目が悪すぎるから、この値段になるのよ”

Lasikの手術はうけていません ( i'm sorry guys )。 2300ドルというのは、私にとって高額であると同時に、視力が悪いとLasikの値段が高くなる理由がむかついたからです。

視力が悪いからといって、Lasikの手術が困難になるというわけではありません。レーザーの照射時間が、ほんのちょっぴり増えるだけです。

ただ単に、やつらは足元をみている。
視力が悪いやつはLasikがホントに必要だから、高くする。
視力がそんなに悪くないやつは、そんなにLasikが必要ではないから、安くする。

同じものでも、買う人が違うと値段が違うのです。
たとえて言うなら、同じリンゴを買うにしても、かわいい人は50円で買え、醜い人は150円で買うようなものです。 こりゃ、一種の人種差別ですよ、だんなー。 と、グチをとばしたり。 ビジネスとしては当然の選択なんでしょうがね。
ビジネスの面からいうと、都会の水は安いが、砂漠の水は高い。といったところでしょうか? うーん、どれも良い例ではないね。


両目2300ドルというのは、およそ僕が受けるLasikの値段として最安でしょう。 違うところへ言っても、高くなるだけ。 2300ドルというのは、今の私にとって高すぎ、ということもありLasikで、かっこよくなろう作戦は断念しました。 自分で稼げるようになったら、2300ドルぐらいだして、Lasikを受けようかと思います。

またしばらくは、ぼやけた鏡の中の自分をみて、希望という幻想に浸ってられますね。

P.S よくよく考えると、俺の目の悪さは親のせい。 両親そろって目が悪いからな。 ということは、親の金で眼を治すのは、当然なのではないかと思う今日この頃。


間違っていることを書いていたら指摘よろしく。