Day19 ヒューストン NASA vs. バス
ヒューストン着
時間はお天道様が少しだけ出ている、そんな朝方です。
ニューオリンズからヒューストンまでのバスの移動中の間、隣の席をあけられたので、ぐったりと数時間寝れました。 そんなおかげで?今はハイテンション
ニューオリンズでは、もうダメ、帰らせてって願っていた俺。
が今は、おっ、体動くじゃんっ。 これならNASAに行けるぜ!
ヒューストンのバスターミナルで、エルパソ行き、もしくはロスアンゼルス行きのバスの運行を聞いたところ、夜の8時ころにロスアンゼルス行きのバスが出るとか。
NASAに向けてレッツゴー!!
が1つ問題
地球の歩き方なくしました・・・
モービル(ニューオリンズ近くの町)までは持っていたはずなのだけど、いつのまにか旅立ちやがった
うーん、前に地球の歩き方見たときは、たしかNASAに行くには、バスに乗らなきゃいけなく、んで終バスが早いから注意しろと言っていたはず。
どのバス乗って良いのか、わからんよ~
当たって砕けろ! ということで適当なバスを見つけて聞きます
そのへんに止まっている市バスを見つけ、バスの運ちゃん単刀直入で聞く
俺、「I want to go NASA!」
バスの運ちゃん「それなら#番(仮ナンバー60とする)のバスに乗りな。 この道2つ行ったところに停留所あるから」 (バスの番号なんか、いまさら覚えていません、旅してから半年経ってそのときの体験を書いているもんで・・・)
教えられたバス停で待つこと30分・・・
NASA行きのバス来ねよ~
違う番号のバスは来るのだがな~。バス停の標識には#60ってあるんだけどな~
今の時間は朝の8時
まぁ、別に急ぐ必要もないし、のんびりのんびり
暇やから、バス停をたどって歩いてみることに
ヒューストンのダウンタウンらしきところに入る
すっげ~鏡張りのビル郡
こんな鏡張りのビルばっかだったら、さぞかしハトがビルにぶち当たって道路に散らばっているだろな、と思って下を見ても、とくに転がっていません。 道路をよく掃除しているのか? それとも、ハトはぶち当たりすぎてもうすでに死滅したのかな?
ふらふら歩いても、まったく#60のバスが出てこない
なんかおかしいな~、と思って、行き来するバスを観察
・
・
げ! バスについてあるバスのパネルが時折くるくる回ってやがる
一見してみれば、バスのパネルには#425(仮ナンバー)と表示されているが、ちょっとすると、パネルが回転して#60に!!
だまされた・・・
#425けん#60のバスに乗ってところ、やはりそれがNASA行きだった。
たしか、NASAまでバスで1時間くらいだったかな? 逃げ出した地球の歩き方には、そう書いたあったと思う
ブッブ~(バスがはしっているまね)
ゴットンゴットン
ブルブルブル~
乗客が1人、また1人と降りていき、NASAにつくときにはバスに乗っているのは運ちゃんと俺だけ
降りるときにバスの運ちゃんに、終バスはいつ? と聞いてみたところ、4時半とのこと。 4時半以降はバス来ないから気をつけろよ、ってバスの運ちゃん再度注意する
まぁ、こんな人気がないのだから終バスが早いのはうなずける。 NASA行きのバスは存在していることじたい不思議な赤字路線である
ロッカーに荷物を預けるのがもったいなくて、フル装備のまま、NASAに乗り込む僕
まっ、NASAなら、ロッカー室の1つや2つあるだろう
NASA(ジョンソンスペースセンター)には、敷地内に見学者用の建物がある(博物館というべきか?)
入場料10ドルくらい
ん~、高いな~、と思いながらもカウンターにいるネエちゃんに入場料を払って聞く
俺 「この荷物を預けるところとかない?」
カウンターネエちゃん、バカが来たというよな怪訝そうな表情
カウンターネエちゃん 「あそこにいるガードマンがロッカーの場所を教えてくれるわよ」
ガードマンについていくと、小汚いロッカー室に連れて行かれる
NASAのロッカー室は俺が通っていた高校のロッカー室?と似たり寄ったりの低レベル
さて博物館?に入りましょうかね
入る
・・・・
ちゃっちい
これでNASAの博物館?の話なんて終わらせてもいいのだが、もうちょっと続けます
第一印象:ガキ用のオモチャが転がっている
どこからか、おばちゃんが近づいてきて、「今日の夕方に気球に乗れるイベントがあるのよ」 といって、俺にパンフを渡す
気球に乗れるイベントは午後5半から
気球に乗る=終バスを見逃す=野宿決定!
気球に乗る案、即時却下です
先ほどのおばちゃんからもらったパンフに、NASAの見学コースのことなどいろいろ書いてあります
NASAの敷地を回る見学コースに行く
セキュリティーチェックをしてから、ミミズみたいにつながっているカートに乗り込み、NASAの敷地を見てまわります
・・・・
みみずカート、 ぐぞ熱い!!
みみずカートに直射日光が直撃!
そして、みみずカートの乗客は10分で干上がったのであった。
案内人が最初に自慢していたもの
ひからびた乗客は カートを降り、NASAの建物内へ
宇宙ステーションの見本(練習用)
宇宙ステーションの見本2
一番奥にあるのが日本からの提供品
建物を出て、再度白熱みみずカートに乗車~
ロケットうしろ
ロケットまえ
案内人にせかされながらNASA敷地内ツアー終了です。
見学者用の建物(博物館?)に戻ります
~その他の展示~
マツダの燃料車~、って、なぜこんなところに展示されているの?
かっこいいけど、NASAに関係あるのか不明
若田さんパネル
毛利さんパネル
私の名前はエヴァよ
「Oh~、Hello~~!」、といっていきなりフレンドリーに話しかけてくる自称アンドロイド
みなが見ている前で、俺は思わず吹き出しそうになったよ
んで、ぶん殴りたくなったのは俺だけだろうか?
その他、巨大スクリーンが2~3こあり、NASAの歴史やスペースシャトルの映像を定期的に上映します。 無駄に巨大なスクリーン、たぶん入場料の大半は、このスクリーン代のためと思われます。
なんだか、つまんない映像を巨大スクリーンで2度ほどみて、時間は3時少し過ぎ
あと1時間以上も時間があるけど、余裕をもってNASAを出ることに。
ちなみに、NASAのお土産コーナーもちゃっちいです。
どこの博物館にも置いてある宇宙食と石(花崗岩みたいのとか)
NASAの敷地内のバス停で、バスを待つことにします
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30分経過(4時ちょっと前)
終バスは4時半なのだけど、一時間に一本くらいはバスが来てもいいはずでは??
もしかして、バス停が違うのかも??
NASAは、なんつったてダウンタウンから1時間以上はなれています
バスに乗れなかった場合は・・・・野宿?
うろうろうろ・・・・
バス停から離れすぎると、もしバスが来たときやばいです
バス停が視界に入るように、あたりをうろつく
どうやら、NASAの敷地に入ってくるには1つ道しかありません。
が、俺の雰囲気がよろしくない
唯一の、出入り口と思われるところに、係員のネエちゃんがいたので聞いてみることに
俺 「ここが、唯一の入り口であって、そして出口だよね?」
ネエちゃん係員 「そうよ。」
俺 「バスは、ここからしか入ってこないよね?」
ネエちゃん係員 「そうよ。」
俺 「あそこにあるのが、バス停だよね?」
ネエちゃん係員 「ええ、そうよ」
俺、先日のグレイハウンドバスのおかげで、バスに対してかなり疑い深い
これで一安心!
バス停に戻って、座り込む
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雨が降り出し、遠くでは雷がなる
幸いカサを持っていたので、カサをさしてしゃがみこむ
閉館時間が近づいたのか、NASAの博物館?から人が出てくる
みんな駐車所のほうへ
バス停には俺1人だけ
みな、自分の車で家族を乗せて帰っていく
一台、また一台と駐車場から車が消えていく
そして時は4時50分
雨はやんでいた
ヒューストンって夜でも暖かいのだろうか?
夜中にさそりとか出ないだろうか?
ひとりぽつんとバス停で、俺は4時半の終バスを待ちながら思案する
ここで野宿した場合、まずいことになる
明日の朝、ヒューストンからロスへ直で帰っても、戻った当日に、学校の授業が始まる
ロスのバスターミナルからダイレクトで学校へ行かなくては授業に間に合わないよ~
バ~スよ来い、は~やく来い
そんなこと言いながら踊っていたかも??
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5時半
オッ!
バスがNASAの敷地内に入ってくるじゃないですか!!
あの色と形は、まぎれもなく、俺がNASAに来るときに使ったバスだよ!!
やったよ~、おかあちゃん~(母の力は偉大です)
やったね、やったね、みんな~、信じるものは救われるんだよ
と、バス停より前方20m離れて、バスが止まる
も~、運ちゃん、じらしちゃって!、めんどくさがりやね!
ひょこひょことバスに近づいていく
ん?? 乗客がぞろぞろ降りてくるではないですか
じ~とバスをみるみる・・・
ブッ
バスの行き先を表示する前面のパネル
![]()
見づらい ですか?
行き先パネルをもう少し拡大

BALLUNAR LIFTOFF FESTIVAL SHUTTLE (訳:気球打ち上げ祭り送迎バス)
俺は不安や怒りを通り越す
うぷぷぷ~、こりゃおもろい
写真、写真っと!
パッチっとね。外は意外に明るいです
なぜか余裕だった
不安も無いかった、怒りも無かった、ただ面白かった
なぜだかわからない面白さにしばし身を任せる
数分してやっと落ち着く。さてと~、攻撃を開始しますか!
上に写っているバスに乗り込む
乗客はいません、黒人の女の運転手だけがいる
俺、黒人姉ちゃん運転手に尋ねる 「ダウンタウンに行くバスを待っているんだけどよ、2時間待っても来ないんだよ。 いつになったら来るんだ?」 (行き先は違うが、俺がNASAに来るときに使ったバスと同じバスである)
黒姉ちゃん運転手 「4時半のバスが最後だわよ。 あんたちゃんと待ってなかったでしょ!」
俺 「いいや! 俺はちゃんと待ってたぞ! バスが来なかった!」
黒姉ちゃん運転手 「あんたが見過ごしたのよ! あんたちゃんとバス停で待ってなかったでしょ!」
このボケカス!セミみたいにバスの標識にしがみついてろでも言うのか? ドボケが!!
言いたかった。
こんなふうに、すったーもんだしていたら、白人警官が登場。
白人警官 「どうしたんだ?」
黒姉ちゃん運転手 「こいつが、バスに乗り遅れて文句言ってくるのよ」
俺 「いいや、バスは来なかった、俺は2時間も待っていたんだよ」
白人警官 「ふ~む」
白人警官、黒姉ちゃん運転手に話し掛ける
白人警官 「彼をバスが集まるところまで連れて行ってあげなさい。」
黒人姉ちゃん運転手 「でも、これは送迎用のバスなのよ!」
白人警官 「まあまあ、どうせ、そこまで行くんでしょう?」
黒人姉ちゃん運転手 「そうだけど・・・」
白人警官、俺に話し掛ける
白人警官 「君、乗っていきなさい。 このバスはバスが集まる停留所までいくから、そこに行けば、ダウンタウンに戻るバスがあるからね。」
俺 「Thank you! Thanks a lot!」 (Thanks って意味、訳しきれません)
そして俺はバスに乗り込み、無事バスターミナルが集まる停留所までいけたのでした。 その間、黒姉ちゃん運転手がぶつぶつ文句を言っていたのは言うまでもなく、そして、俺は、もうこんなバカにかまう必要はなくなったので、ずっと無言でいた。
そして、バスの集まる停留所より、ダウンタウンに向かうバスに乗れたのでした。
ヒューストンのダウンタウン
疲れた~。 今ごろになってから、疲れが出始める
なんかもうへとへと
なんども野宿を覚悟しながらも、なんとかグレイハウンドバスターミナルまで戻ってこれた
時間は7時半
もうすぐロサンゼルス行きのバスが発車する
もう十分すぎるほどの経験をした、そしてもう疲れたよ
このバスで俺の住処のロサンゼルスに、帰ろうと思うでした。
そしてヒューストンをあとにし、向かうはロスアンゼルス!

